鉛含有の塗料を対応させる
鉛含有塗料という言い方で塗料を区別しました。それは全ての塗料に対して鉛が含有している訳ではないからです。
もちろん、鉛などの規制物質が入っていない塗料はRoHS指令対応の必要はありませんから。
塗料のRoHS指令に対する対応は、簡単であり、とても難しいです。塗料自体が実際にRoHS指令に対応しているかどうかは、見てもわかりません。信用のおける取引先であれば、問い合わせを行い、証明してもらう事が一番です。
しかし、確実とはいえない企業であれば、新しい取引先にこの機会に変える必要がでてきます。話は少しそれたようにみえますが、RoHS指令方法は「取引先に問い合わせる」。支障がなければ、「対応品を購入する」。
塗料に関しては、これが一番の近道となります。そこまで、高い副資材には当たらないと思いますので、問題ないと思います。
そして、予備知識として危なそうな(鉛が含有していそうな)色をお教えします。それは、濃い色です。真っ赤、黄、緑。など強い色の部分には気をつけてください。
私の経験では、赤色と橙色で鉛が閾値を超えたことがあります。怪しい色は定性分析(蛍光X線分析)、又は定量分析で調べるか、対応品を購入してください。
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