真鍮(C3604)を対応させる
真鍮(C3604)を対応する事は多くの製造業で重要な事となっていきます。
それはRoHS指令対応で、製造業としては一番に問題に上がってくるだろう金属材料が真鍮(C3604)だからです。
それでは「真鍮(しんちゅう)」C3604について説明します。
真鍮は何が問題であるかという事ですが、分析値を見てみると鉛とカドミが閾値を超えていきます。
鉛に関しては適用除外に該当するために、問題はありません。
【RoHS指令適用除外】:合金成分として銅材に含まれる4%までの鉛は除外。
真鍮(C3604)は、カドミが問題となってくる事になります。
しかし、多くの皆様が問題にしている材料というのは、誰かが対応してくれるものです。
「カドミレス真鍮」がすでに多く販売されています。それを利用して万事解決です。
ただ、これで安心という事ではありません。
特殊な材料になる為に、コストアップに繋がってしまうからです。
特殊材料を安くということ自体が通常では無理な話になります。
切削性や非磁性を理由に、真鍮を選択されてきている企業は
他の材料にするのか、選択を迫られます。
コストによる課題に問題がなければ、カドミレス真鍮への
一発変更で問題はありません。
トラックバックURL
この記事にコメントする