RoHS指令をやさしく解説

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ベリリウム銅について0



ベリリウム銅とRoHS指令の関係について取り上げていきます。

理由は、私の会社で少し問題となったからです。
同じように問題となった企業もあると思います。
問題の理由は、この材料自体の環境適応性です。
環境適応に対しての活動をされている方は
ご存知かと思います。実はこの材質、毒性をもつ物質なんです。
  
ベリリウム銅は、ガンや肺の機能を妨げる
慢性ベリリウム症(CBD)を引き起こすきっかけを
もった危険な物質であり、規制の対象となるべき物質です。
しかし、ベリリウムは軽量性と鉄の6倍の強度を併せ持っており、とても使いやすい性質をもった物質です。
  
ベリリウム銅においての私の会社の問題は、
今後とも継続して使うべきか、即座に変更すべきかという点です。

ただ、話し合わなくても答えは決まっています。
これは変更すべきです。使うべき物質ではないのです。
しかし、スペーサーやバネ座金などの小物部品、
そして使用している部品がかなり多くあります。

それが悩ませる理由となるのです。
  
ベリリウム銅ですが、RoHS指令には平成18年8月現在においては
対応しているようです。
ひとまずは良かったというところですが、
JGPSSIでは調査の対象材料にこの物質は入っています。

今後は多くの点で規制のかかると思われる物質ですので、
社内において使用を規制すべき物質です。

RoHS指令 / 適用除外 / 今後の展開 / メーカー対応 / 商社対応 / 加工屋対応 / 変更例 / 他のEU指令 / 分析 / RoHS指令用語集 / 環境コラム

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