RoHS指令をやさしく解説

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RoHS指令の閾値0



RoHS指令の閾値がとても重要になります。「閾値」という耳慣れない言葉を理解する事が対応の大前提です。とはいっても、難しい事ではなく「限界値」として理解していただければ結構です。

RoHS指令は規制する物質全てが含有していてはいけないという厳しい規制ではありません。物質の含有量を規制する指令となります。

それでは、RoHS指令の閾値を実際に説明します。
閾値:1,000ppm以下 ?鉛、?水銀、?六価クロム、?PBB、
?PBDE
閾値:100ppm以下  ?カドミウム
以上となります。
数値的にカドミウムのみ、厳しい値となっています。

そして、予備知識として知っていただきたい事があります。RoHS指令が発表されて他の指令も含めて変更された部分があります。それは、含有について「意図的」であるか、「意図的でない」かという事です。

ELV指令という自動車関連に関連した指令があります。
内容は簡単にはRoHS指令と同じようなイメージをして
いただければひとまず結構です。

この規制については、「意図的」を禁止していました。
偶然は良いが規制する物質を入れてもいけないという事です。
1gでもです。
それが、RoHS指令にあわせるためかどうかはわかりませんが
変更されたと聞きました。
(私はRoHSの規制と基準を統一する為だと考えていますが。)
「意図的」の記述がなくなった訳です。

そのため、今後はRoHS指令の方向で
統一されていく事だろうと思います。
他の指令について、又は他の規制についても同様に学ぶ事が
今後の展開を予想する上で大きく役に立つ事だと思います。

さらに、閾値に対しても例外があります。
それは【適用除外】というものです。
重要な点ですので、また別途説明します。

RoHS指令 / 適用除外 / 今後の展開 / メーカー対応 / 商社対応 / 加工屋対応 / 変更例 / 他のEU指令 / 分析 / RoHS指令用語集 / 環境コラム

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