カドミウム被害 イタイイタイ病
イタイイタイ病とは、カドミウムを多量に体内に入れることによって
引き起こされる病気です。
この病名は、富山県神通川近辺に住む住民に多発した病気で、
激しい痛みが全身を駆け巡ることから付けられました。
名前の通りの恐ろしい病気です。
カドミウム被害でのイタイイタイ病の患者は、本人からの申請したのち、
富山県公害健康被害認定審査会が確認をして認定を行います。
平成13年における人数を載せます。この状態をみていただければ
どれだけ凄惨だった病気だったのか分かると思います。
患者認定185名、生存者数5名。要観察者判定401人、生存者数3名です。
イタイイタイ病の救済処置として、県が昭和42年に
「イタイイタイ病患者及び擬似患者等に関する特別措置要綱」を制定し、
公費によって救済を行いました。
医療費負担が被害者への大きな負担で合った為に行われた処置です。
イタイイタイ病に関しては、学校教育でも学びます。
私も小学校の社会の授業で学びました。
それだけ、大きな社会的な問題として取り上げられた病気です。
危険性を知って、二度とおきないようにしたいものです。
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