RoHS指令をやさしく解説

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RoHS指令を分析調査し解説。「鉛・カドミウム・水銀・六価クロム」EU環境問題の対策サイト。

上市の意味0



上市(put on the market)
 
RoHS指令の説明文を読んでいくと必ず上市という言葉が現れます。
例えば、「2006年7月1日以降に上市された製品は・・」と
いうような形で出てきます。

Yahoo!検索やgoogle検索で調べてみるとすぐに解るのですが、
辞書で『上市』と調べてみても検索結果はみつかりません。
この言葉は造語なんでしょうか?
受け止めるべき意味としては、多くの見解があり、次のように解釈されています。
 

『域内市場において製品を初めて入手できるようにする最初の行為』

余計に意味が分からなくなったかもしれません。
RoHS指令などの規制の条文らしいといえば、
らしいのですが・・。もっと噛み砕いた文章を見てみることとします。

『製造業者から域内市場にある流通業者、または最終消費者もしくは
ユーザーに製品が移転される時点』

本当に噛み砕けているのでしょうか・・。
私自身、説明しておいて心配になるくらいです(笑)

定義としては、前述した事のようですが一般的に言われるのが
『税関を通るタイミング』。
人によっては、『販売したタイミング』、
『海外のユーザーの手に渡ったタイミング』などといわれる方もいます。

要するに、企業として手を離した時には対応している状態に
するべきということですね。


(追記)
上市については、多くの見解がありますが、
私なりに調べてみて次の結果が正しいのかという思いになっています。

それは、商品が相手に渡った時です。

欧州の業者の手に渡った時やユーザが実際に買った時というのが、
それにあたると考えています。

まぁ、実際のところは欧州に到達した時点で、
対応が完了していなければ結局は問題である事がいえるので、
日本国内にある状態で必ず対応を完了すべき所なのでしょう。

しかし、上市を代表するように、RoHS指令などの法規には、
理解に苦しむような意味の言葉が多く出てきます。

ISOを行われた事がある方であれば、特にそう感じるのかもしれません。

ちょっとRoHS指令からはずれてしまいますが、
ISO9001でいう「プロセス・アプローチ」などは、
本当に理解に苦しむ用語となっています。

結局はこのような言葉が利用される背景として、
英語圏からの翻訳による情報の伝達があるのだと思います。

英語圏から翻訳される過程で、解釈が困難な場合は
日本語にする事で難しくなってしまっています。

英語を話す方に聞くと、良く言われるのが、
「英語の方が表現しやすい事柄がある。」です。

私自身、英語はそこまでわからないので、
どのような感覚で言われているのかはわかりませんが、
テレビにおいても長く英語圏で生活をされているような方々が
日本の記者とのインタヴューを受けると、
時々、言葉に詰まってしまう所や英語が出てしまうところが
あるように見受けました。
それは、表現しやすいために英語が先に口から出てしった為、
口をつぐんだという事が正解なのでしょう。
英語圏の方々は、基本的に積極的で自己主張が出来る方が
多いのでそう思います。


このように、英語を使うことで、
楽に話せてしまう言葉を日本語にする事で、
難しくなってしまう事があるのです。

それでは、この結果を踏まえて今後はどのように
原文を読んでいけばよいのでしょうか?

結果として、確実な対策はありません。
しかし、色々な方の日本語訳、又は解釈を見て聞いて、
その中で最大の条件を満たしておく事で問題はありません。
現状においては、日本国内の専門機関や認定機関などは
ありませんので、正確な答えを出す事ができません。
その為、全てを満たす事が対策になってしまうのです。

しかし、それが困難なこともありますので、その際は、
出来る限りの対応を取っていく事となるでしょう。

さらに、解釈の違いで問題になるようなことでしたら、
何かしらの救済処置があってもおかしくと私は思っています。

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