RoHS指令をやさしく解説

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RoHS指令を分析調査し解説。「鉛・カドミウム・水銀・六価クロム」EU環境問題の対策サイト。

中国版RoHS指令の最新動向0



中国版RoHS指令『電子情報製品生産汚染防止管理弁法』は、基本はRoHS指令と同等と考えても問題ありません。
しかし、一部違いを持っています。それが危険な意味を持っていますのでご注意ください。

現在、実施が遅れており、最終的な時期としては2007年1月公布が見込まれています。中国国内消費者向け製品の生産への規制で行う事でしたので大きな影響ではないんでしょうが、輸入規制が延長されるので歓迎する動きもあります。

中国版RoHS指令、手放しで喜べない項目を持っています。それはCCC(China Compulsory Certification)中国強制製品認証制度との関連です。
CCCでは、電線・電気ケーブルや低圧電気部品などの19種類132品目について、CCCマークがないと輸入と販売が禁止されます。
このCCCが中国版RoHS指令と関わることになると言われているのです。取得しなければ、出荷ができなくなります。

少し話しはずれるかもしれませんが、CCCを説明いたします。

日本で言えば「ISO9001」の事と考えていただければ分かりやすいと思います。品質の規格が必要となることです。
もちろん、別途認証をもらって定期的に監査を受けなければいけません。

さらに中国版RoHS指令に関連する事を掘り下げていきましょう。EUのRoHS指令の順法確認の測定に関する国家質量監督検験検疫総局公告(2005年第87号)が2005年5月に出されました。

ここから、少し話しが難しくなりますが流し読みで良いので読んでください。EU指令の要求事項を詳細に対処するために、生産工程の管理を要求し、特定有害物質の含有量を検査する能力のある18試験所で確認をすることを推奨しました。
この検査基準は、SN/T 2003.1-2005(鉛・水銀・カドミウム・クロム・臭素の蛍光X線測定法)など6基準が、特定有害物質の測定標準規格としてIEC TC111の案であるIEC/CD 62321に準拠し発行しています。
この検査についても中国版RoHS指令と関連してくる話があります。

中国版RoHS指令の対象物質には、以下のような文面が追加されています。

「国家が規定するその他の有害物質」
そのため、RoHS指令の規定にあたる規制6物質以外の物質が入る可能性があるのです。その点は、とても注意が必要です。


◆中国版RoHS指令(RoHS弁法)◆
  対象物質:RoHS指令6物質と国家が規定するその他の有毒物質(未定)
  施工時期:2007年1月予定
  制定内容:有害物質の規制(指定機関の認証が必要)
  適用範囲:10カテゴリーの製品が対象(詳細は未定)

   
◆本の紹介◆
 
中国のCCCマーク取得ガイドブック

『CCCガイドブック』 
 
 認証に必要な費用や作業、すべてが網羅されています。
 心配な方には購入をおすすめ致します。

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